「理系をめざす中高生のための物理学講座(2)」 を公開 ちょっと先回りして、大学の教養で習う物理学を覗いてみませんか。今回は、「動くってどういうこと?」という素朴な疑問から出発して、「なぜ車は急に止まれないの?」、「ものの落ちる速度はなぜ重さで変わらないの?」、「なぜ押すと押されるの?」などの不思議について考えてみます。 | |
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第34回研究会:2026年3月4日 11名で開催 西元善郎 「重力トンネルの実現可能性?」 以前から構想はあったが、近年のトンネル掘削、リニアモーターの技術進歩で、未踏工学の位置づけへ (主な質疑) *最短直結ではなく、もう少し浅いコースにして、重力 駆動とリニアのハイブリッドにするのが現実解か? *安全性が最大のネック➡物流応用が有力 *長距離・高速よりも、主要都市間輸送が望ましい。 *陸送、空輸に比べて、重量物も輸送できる点が有利 | |
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YouTube「科学マジック」シリーズのスタート 科学トリックを使ったマジックを紹介していきます。今回は、1万円札のふちに500円玉が乗るか? 5円玉が重力に逆らいながら、ゴムバンドを登っていけるか? そして、表裏ぐちゃぐちゃになったトランプを一瞬で表に揃える早わざの3つです。トリックを見破りながら、楽しんで下さい。(2026.3.1) | |
「理系をめざす中高生のための物理学講座(1)」を公開
ちょっと先回りして、大学の教養で習う物理学を覗いてみませんか。今回は「現代社会を支える物理学」というテーマで、スマホの「便利」、輸送機関の「快適」、電力の「ダイナミクス」、医療の「信頼」を支える物理学について考えます。トピックスとして、無動力で輸送が可能な重力トンネル、核融合国際プロジェクトITER、MRIなど医療画像の再構成にも触れています。(2026.1.30) | |
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YouTube「初段者のための儀式の囲碁入門」 シリーズのスタート
囲碁を打つと、じっくりと考える能力が養われ、先を読む力、勝ち負けに対する公平感、忍耐力などの人格形成や人間性の涵養に役立ちます。これらはサイエンスの探究にも役立つ素養と言えます。その観点から、当研究会の会員(ダイヤモンド薄膜の研究者、理学博士)によって、手作りですが、囲碁入門が始まりました。(2026.1.27) | |
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第33回研究会:2025年12月3日 13名で開催 加納裕二さん(元気象研究所長) 「DNAと同位体の分析技術進歩による考古学の発展~縄文時代と弥生時代の見方がどう変わったか~」
急速に進む古人骨DNA分析、同位体による年代測定で、日本人のルーツがかなりわかってきて、縄文時代の始まり、弥生時代への移行、人々の食性や気候なども解明されつつあります。理化学的な分析技術の進歩が従来の学説に変更を迫っていて、理系脳の興味をかき立てて戴きました。また、考古学者の渡辺さん(神戸市埋蔵文化財センター元所長)にもゲスト参加戴き、専門家ならではの貴重なコメントを頂戴しました。 | |
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第32回研究会:2025年9月30日 丸山 政克さん: 「生成AIの活用で変わる働き方と未来の可能性」 研究会メンバーとゲストで13名の参加を戴き、 生成AIの社会的広がりと市場、暮らしや働き方への 影響、身近な活用事例、製造業での活用状況、今後の期待について解説戴き、ざっくばらんに議論しました。 *企業の技術継承等人材課題へのフォーカス *大規模システムでの設計者と生成AIのコラボ *AIで80点に早く持っていき、後は人間の勝負 *ロボット先進国の日本がなぜAIで遅れている? | |
姫路科学館のプラネタリウムでの CDコンサート開催に協力(当研究会会員) 来る10月13日(祝日)開催のCDコンサート「プラネde○○の秋」を担当することとなり、 目下必死で準備を進めています。プラネタリウム・ドームに星や星座を投影しながら、音楽を聴くというイベントで、30年以上続くご長寿企画です。今回はクラシック音楽を強めに打ち出した構成になっています。プラネタリウムの解説を初めて1年半になりますが、若い人たちに混じって楽しくやってます。 音楽と天文にご関心のある方は、ぜひお立ち寄り下さい。 姫路科学館・科学の展示とプラネタリウム | |
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2025年夏休みちびっ子理科教室の開催 (当研究会会員の主催) *開催日:8月中旬 (打合せ1日、初回実験3日間、2回目実験3日間) それぞれ、観察と記録などで、1時間/日ほど *参加者:近隣の小学校4年生 2名(夏休みの自由研究として) *テーマ:香椎浜の海水から天日干しによる塩の結晶生成 *実 験:今夏は猛暑で日射が強かったので、海水を汲んできて天日干ししたら、 どうなるか、やってみました。100均でトレーを準備し、 ①トレーそのまま、 ②中を黒く塗る、 ③トレーにアルミ箔を張る、 の3種類を準備してサランラップを敷いて海水を少しづつ注ぎ、 天日干しを続けました。 *結 果:3日ほどで想定以上に大きな塩の結晶ができ、おお!と感激。 その様子などを、毎日、写生したりして楽しみました。 *感 想:子供さんらのまじめな観察態度、記録から表にまとめる自主性にも 感心しました。 |
第31回研究会:2025年6月23日
高橋 英二さん:
「「IVI活動(Industrial Valuechain Initiative)の紹介」
11名参加のもと、昨年までIVI代表幹事を務められた高橋さんに、ものづくりとITが融合した社会デザインをめざすIVIの公益活動を紹介戴きました。その上で、ワーキング活動について下記3事例を解説戴き、議論しました。
①企業間の情報連携によるロジスティクス効率化(物流最適化シミュレーター)
②センシング利活用による予知保全(プレス加工でのAEセンサーによるIoTモニター)
③企業間でのカーボントレーサビリティ実現へ(スコープ3)
主な質疑としては、*日本の「労働生産性」の相対低下へのIVIの貢献可能性、*カーボンニュートラルでのスコープ3(原料から廃棄までのトータル排出量把握)の国際標準可能性 *急伸する中国、韓国、台湾のものづくり力との対比、*IVI活動をさらに普及させていくための課題など。
第30回研究会:2024年12月16日
加納 裕二さん:
「海を観測して、自然災害や地球温暖化を考えてみよう」
12名参加のもと、元気象研究所長の加納さんに、まず、気象の観測や予報の歴史、外洋の観測と海洋の循環(熱塩循環)についてレビュー戴いた。その後、メインテーマとして、
*大気と海洋におけるCO2の観測方法とCO2の循環、
*大気と海洋のCO2交換
*海洋における炭酸物質のふるまい、
*海洋はCO2をどの程度吸収するか?
*サンゴなどの増殖促進は大気中CO2吸収に役立つか?
などについて最新の知見を紹介戴き、議論を深めた。
第29回研究会:2024年10月23日
上原 一浩さん:
「脱炭素とそのための方策」
11名の参加のもと、NIRO上原さんから科学的に疑いのない地球温暖化問題の実像をリマインドした上で、善処策としての、地熱発電やDACS(大気炭酸ガス回収)技術の現状を丁寧に紹介戴いた。このままでは、迫る崖っぷち年(2030)まで、あと数年しか残されていない事実に驚愕し、それまでに行動様式を脱炭素に向けて変える必要があること、欧米ではその問題意識高く、炭素債権/税として、再生エネ推進~炭素固定への還流投資が行われているが、日本は全く低調なこと、に再認識した。
質疑では、地熱発電について、日本は世界3位の地熱資源国にも関わらず、海外に比べ利用が非常に低調な社会的、技術的背景について議論した。また、DACSの大電力コストとスケーラビリティ、海水からの炭酸ガス回収等についても意見交換戴いた。
第28回研究会:2024年7月31日
大西 文秀さん:
「ヒト自然系からの未来警鐘 -ヒトと自然の関係・流域圏の環境容量を探る-」
ヒトと自然の関係を振り返り、CO2固定容量、クーリング容量、生活容量、水資源容量、木材資源容量の5指標から私たちの住む環境を再考した。また、GIS(地理情報システム)にマッピングする形で、都道府県市町村の行政単位だけでなく、河川流域という自然空間単位から、日本の環境容量を俯瞰した。そして、未来への警鐘を受けとめ、未来可能性を高めるヒントを探ってもらった。
これまでの公害対策などローカルな改善活動に対し、地球温暖化ではCO2の拡散も早く、よりグローバルな活動が求められる。環境容量という包括的かつ定量的な指標を国際的な共通言語に育てていく可能性についても議論戴いた。
第27回研究会:2024年5月28日
木俵 豊さん:
「情報通信研究機構(NICT)の概要とAI技術の研究開発」
けいはんな学研都市のNICTユニバーサルコミュニケーション研究所での研究者時代、研究所長時代に取り組んだ31か国音声翻訳アプリVoiceTra、テキスト翻訳アプリTexTraや同時通訳システムをデモも交えて紹介戴いた。言葉の壁の解消・低減による各国民の融和が期待される。
また、近年注目されている生成AIについても、日本語へのきめ細かい対応やB to B専門領域に特化した大規模言語モデルへの取り組みの現状を報告戴いた。少子化による労働力不足が年々深刻化する中での打開策としての期待と共に、悪用や偽情報への弊害などネガティブ面にも言及戴いた。
第26回研究会:2024年3月6日
横田泰直さん、西元善郎さん:
「等身大の中国」
西安の金属研究院でのカーボンニュートラルや核融合についての意見交換、蘭州の現代物理研究所での炭素イオンがん治療の議論を報告した。また、チベット周遊や4年ぶりの訪中で感じたサプライズを紹介。高速道、高速鉄道、5G携帯網など積極的なインフラ整備、EVの進展などポジティブ面に加え、情報統制、不動産バブルなどネガティブ面にも言及戴いた。
後藤寛さん
「インド 経済 文化 歴史 宗教・・・・・」
建設機械メーカーの現地法人社長として5年間の駐在を通じて、多様で複雑なインド社会を俯瞰。多言語国家、世界一の人口、GDP、物価から半導体や自動車産業で代表される経済状況、宗教、特に、ヒンズー教と日本の帝釈天、弁財天等との関り、カースト、政治、環境問題、活発な映画産業、クリケットで代表されるスポーツまで語ってもらった。
第25回研究会:2023年12月26日
住江伸吾さん:
「宇宙科学の最新の話題~銀河の進化と超大質量ブラックホールについて」
(要旨)
ビッグバン宇宙の謎の一つに、「初期宇宙で出来たクエーサーの消滅やダウンサイジング」がある。本研究では、すばる望遠鏡やジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測データベースを用いて、赤方偏移、即ち、宇宙年齢に対する「星形成銀河」と「活動銀河核」の分布を分析した。結果、初期宇宙で「星形成銀河」からクェーサーなど「活動銀河核」が形成され、その後、中心付近のガス供給が減って「星形成銀河」に変化し、さらに、時間経過とともにそれらが合体してセイファート銀河など「活動銀河核」が再形成されるという仮説モデルを提案した。これにより、「クェーサーの消滅やダウンサイジング」の進化的解釈が可能となった。
(主な議論)
*ビッグバン後たった数億年の銀河が結構見つかっているが、辻褄は合うのか?
*(関連して)たった数億年で、超大質量ブラックホールは出来るものなのか?
*今回用いたジェームズウェッブ望遠鏡等の観測データは公開されているのか?
*ビッグバンありきの宇宙像は、もっともらしいが、ユニーク解と言えるか? など
第24回研究会:2023年9月4日
山口喜弘さんご講演:「地球温暖化に関する7つの視点」
第1の視点: 地球はどのように温暖化しているか
第2の視点: 温室効果ガス(GHG)の影響はいかに大きいか
第3の視点: 地球温暖化に関し世界の主流はどう対応しているか
第4の視点: 懐疑派は何を疑問視しているか
第5の視点: 発展途上国は何を問題視しているか
第6の視点: 日本政府と産業界はいかに対応しようとしているか
第7の視点: 鉄鋼産業はカーボンニュートラル(C/N)へどう挑戦しようとしているか
まとめ
1.ウクライナ侵攻でC/Nが足踏みする状況下、再生エネや原子力への傾斜が明確化.
2.米、中、印ともC/N政策が不確定で、世界の「2050年C/N」は困難だが、地球温暖化 の
影響が顕在化する限り、国際的なC/Nの潮流は不変と認識.
3.化石燃料に依存していた20世紀、 1~2$/blの原油が、現在80$/blを超える状況。
しかし、 世界経済は再構成しながら克服。C/N政策によりエネルギー関連製品群の
高騰は必然だが、産業発展の機会と位置付け、国際協調によって克服できると期待。
4.製鉄業のカーボンニュートラルは最大の難関であり、克服できれば世界に貢献大。
5.カーボンニュートラルへの挑戦、省エネを含む地球温暖化緩和対策に併せ、地球温暖化
適応対策の重要性が高まると予想
第23回研究会:2023年6月7日
カーボンニュートラルの将来の鍵を握ると期待される下記2テーマについて、最新の技術動向や業界情報も交え、講演戴き、議論しました。
(1) 大西隆さん:「全固体電池の技術動向」
EV本格普及の切り札と期待される全固体 電池について、液体リチウムイオン電池を 出発点として、特徴、技術課題、開発動向、製造技術動向、将来性などを解説戴いた。 | |
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(2) 横田泰直さん:「ITER Project Update -The Way to New Energy- 」
核融合とは、ITERとは、から始まり、Tokamak 炉の主要構成の紹介、設定された
スケジュールと進捗(リーク問題の発生?)、ITERの成果を踏まえた各国の
実証機の構想、核融合ベンチャーを含む未来展望などを、現地の最新情報も交え、
解説戴いた。
第22回研究会:2023年3月6日
生産年齢人口の急減の中で、リタイヤ人材の経験や人脈、専門性のマッチングが
急務となっている折、既に実績をあげておられる2機関を紹介戴きました。
(1) 高畠和夫さん:「販路同友会の紹介」
2016年より主宰されている(一般社団法人)「販路同友会」の概要と特徴、めざす役割に
ついて紹介戴きました。大企業のOBを中心に130名のマスター・コーディネータを擁し、
中小企業の売上拡大のための販路開拓、課題解決への専門家派遣などを推進中です。
(2) 中井康秀さん:「経営支援NPOクラブの紹介」
200社、240名の大企業OBの人脈・知識経験を活用して、チームワークによる
マッチングや経営支援を、国や地方公共団体などの助成金の受託も含めて推進中です。
第21回研究会:2022年11月30日
(前座) 西元善郎さん
「物事を別々の見方で説明出来て 初めて『分かった!』と思っていい」という名言を
身近な図形や浮力、電流、光線の経路、物体の運動を題材に考察しました。
(本題)井上憲一さん
MRI用マグネットの(磁場)均一空間に量子ビット群を配置。マグネットを熱浴として
量子ビット間を全結合させる装置について復習しました。併せて、最近の関連技術
動向として、様々な量子ビット、デコヒーレンスの要因、量子誤り耐性改善などに
ついても議論しました。
第20回研究会:2022年9月2日
(1) 市川吉晴さん
「プロセス・ルールの変遷に思うこと 」(その2)
~日米の半導体開発感覚の相違から~
今回は、キーとなるEUV等露光技術の進展、7/29に開催された日米2plus2等業界の
動きも俯瞰戴きました。
(2)コロナ禍、ウクライナ戦下での海外渡航ご苦労談 30分
*横田泰直さん:欧州行脚(7/9~29)
*後藤寛さん:シンガポール出張(~9/1)
~今後の海外渡航再開のご参考に~
第19回研究会:2022年6月20日
市川吉晴さん
「プロセス・ルールの変遷に思うこと 」(その1)
-日米の半導体開発感覚の相違から-
テキサス・インスツルメンツ中央研究所(Dallas)、筑波研究所、ソニー、立山科学工業と
歴任された市川さんに、半導体開発の醍醐味を語って戴きました。
第18回研究会:2022年3月30日
(1) 横田 泰直さん:
(2) 西元 善郎さん:
(3/11ソーシャルデータサイエンス学会での講演より
第17回研究会:2021年12月22日
(狭いスペースに走り書きした手計算で、豊かな科学の世界を味わう)
(2) 井上 憲一さん:
「安全・安心な廃炉シナリオに不可欠な重水希薄化プロセス」
第16回研究会:2021年9月28日
(コロナ禍にも役立つ(?)社会的意思決定理論の身近な実践例より)
(トンネル分光なら、未知の高温超電導クーパーペアをどう考える?)
第15回:川田さん追悼研究会 2021年7月7日
(1) 鎮魂曲の演奏
*横田 泰直さん:バッハ・無伴奏5番「サラバンド」
*住江 伸吾さん:ヘンデル・フルートと通奏低音のためのソナタ1番「アンダンテ」
(2)川田さんの問題提起(4月2日)
「初歩的相対論と量子論で宇宙開闢機構をどこまで納得出来るか?」 に対して
第14回:2021年3月17日
第12回:2020年11月26日
第13回:2020年12月18日
*横田 泰直さん Brief Introduction to Healthcare Market
viewed from a Medical Equipment Provider
第10回:2020年2月4日
第11回:2020年8月28日
*住江 伸吾さん 天体ボランティアが宇宙の謎と不思議を語る!
第9回:2019年10月7日
*井上 憲一さん 超電導MRIによる量子コンピューティング
第8回:2017年9月25日
*寺尾 泰昭さん 量子コンピューターの現状
第7回:2017年7月25日
*楢崎 博司さん AI技術について
第6回:2017年6月26日
*池田 英生さん 生産スケジューリングの安定性の研究
(生産管理分野における相転移様の現象)
第5回:2017年5月30日
*高枩 弘行さん 計測技術の最近の進展と将来課題
第4回:2017年4月
*中井 康秀さん 経営支援NPOクラブからの話題
第3回:2017年3月22日
*小湊 健太郎さん 室温での超電導磁石の検査への挑戦
第2回:2017年2月20日
*井上 憲一さん 今さら介在物、されど介在物
*西元 善郎さん 人の直観が間違いやすい身近な例
第1回:2017年1月20日
*川田 豊さん テラヘルツ分光法の最近の話題
*丸山 政克さん 土木/建設現場のセンシング技術